【修理実績】WindowsのPINを忘れてログインできない!最終的にクリーンインストールで復旧
今回は、WindowsのPINが分からなくなり、パソコンにログインできないというご相談をいただきました。
該当のパソコンを使っていた従業員が退職してしまい、その後連絡がつかないためアクセスできないということです。

さらに確認してみると、
Windowsに登録されているユーザーは1つだけ
PINが分からない
Microsoftアカウントも分からない
Microsoftアカウントのパスワードも不明
他にログインできる管理者アカウントもない
という状態でした。
PINを忘れただけなら復旧できることも多い
Windowsでは、PINとMicrosoftアカウントのパスワードは別のものです。
そのためPINを忘れてしまっても、
Microsoftアカウントのパスワードでログイン
「PINを忘れた場合」からPINを再設定
別の管理者アカウントからユーザー設定を変更
といった方法で復旧できる場合があります。
ところが今回は、Microsoftアカウントそのものが分からないという状況でした。
登録したメールアドレスやパスワードも確認できず、他のユーザーも存在しません。
そのため、通常のサインイン復旧は難しい状態です。
できればアプリを残したい
お客様のご希望としては、
今まで使っていたアプリをできれば残したい
とのことでした。
「このPCを初期状態に戻す」の中には「個人用ファイルを保持する」という選択肢もありますが、これは写真や書類などの個人データを残せる一方で、インストールしたアプリは基本的に削除されます。
そのため、できる限り既存環境を残した方法も検討しました。
また以前のブログで紹介した、コマンドプロンプトからID、パスワードを強制的に書き換えるという裏技も試そうとしましたが、BitBlockerがかかっており、変更できません。
最終的にはお客様と相談のうえ、Windowsをクリーンインストールするという方針になりました。
WindowsインストールUSBを作成
別の正常なパソコンを使い、MicrosoftのWindowsインストールメディアをUSBメモリに作成します。
今回のようにWindowsへログインできない場合でも、USBから直接起動することでWindowsの再インストールが可能です。
対象パソコンにUSBメモリを挿し、起動時のブートメニューからUSBメモリを選択。
Windowsセットアップを起動します。
パーティションを削除してクリーンインストール
Windowsセットアップを進め「何も引き継がない」設定でインストールを開始しました。
今回は完全なクリーンインストールを行うため、Windowsが入っていたSSDのパーティションも削除。
「未割り当て領域」の状態にしてからWindowsをインストールします。
これによって、以前のWindows環境を残さず、新しいWindows環境を一から構築します。
Windowsの初期設定を行い復旧
その後、地域・キーボード・ネットワークなどの初期設定を進め、新しいWindows環境を構築。
新しいユーザーアカウントを作成し、無事Windowsへログインできる状態になりました。
今回は残念ながら、以前使用していたアプリをそのまま引き継ぐことはできませんでした。
しかし、ログイン情報が完全に分からない状態から、パソコン自体を再び使用できる状態まで復旧することができました。
PINを忘れた場合は、すぐ初期化しないことが大切
Windowsへログインできなくなると、「もう初期化するしかない」と思ってしまいがちですが、状況によっては復旧できる場合があります。
まず確認したいのは、
PINだけが分からないのか
Microsoftアカウントのパスワードは分かるか
登録したメールアドレスは分かるか
他の管理者ユーザーが存在するか
必要なデータが残っているか
BitLockerが有効になっていないか
といった点です。
特に、お客様の大切な写真や仕事のデータが入っている場合は、いきなりクリーンインストールするのはおすすめできません。
データのバックアップが可能かどうかを確認してから作業を行います。
ファイブボックスでは、
Windowsにログインできない
PIN・パスワードを忘れてしまった
Windowsが起動しない
自動修復を繰り返す
Windows Update後に起動しなくなった
Windowsの初期化・再インストール
SSD交換
データのバックアップ・抽出
などのご相談にも対応しております。
パソコンの状態によって最適な方法は異なりますので、お困りの場合はお気軽にご相談ください。
上田市を中心に、持ち込み・出張でのパソコンサポートを行っています。





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