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【修理実績】dynabook SJ73 | 高負荷時のブルースクリーン調査対応事例

19 時間前
読了時間: 3分

今回ご依頼いただいたのが、dynabook SJ73のノートパソコン。

dynabook SJ73のノートパソコン

使用中にブルースクリーンが発生し、背面の発熱も気になるとのことで、原因を調査しました。

CPUのグリス塗り直しや内部清掃、メモリの取り付け確認、ドライバー更新などを行ったところ、動画再生中は安定して動作しました。



ご相談の症状

使用中に突然ブルースクリーンが表示され、再起動することがあるとのことでした。確認できた停止コードは、MEMORY_MANAGEMENT(0x1A)と0xC000021Aです。


確認したところ、SSD周辺の発熱が強く、負荷のかかる操作を行うと症状が出ることがありました。ブルースクリーンの解析に使えるミニダンプファイルは保存されていなかったため、停止コード以外の詳しい情報は確認できませんでした。



今回行った作業と確認

まず、冷却系と部品の取り付け状態を確認しました。

  • CPUグリスの塗り直し

  • ファン、ヒートシンク、フィルターの清掃

  • SSDの取り外しと再取り付け

  • メモリの取り外し、接点清掃、再取り付け

  • Dynabook関連ドライバーの更新

  • BIOS関連の再設定

  • セーフモードでの確認

  • 動画再生やアップデート中の動作確認

    分解されたDynabookノートPCの内部。大きなバッテリー、基板、メモリ、冷却ファンとヒートパイプが見える。作業中の様子。

事前確認で、障害発生のタイミングで行っていたYouTube動画連続再生中の障害は発生せず、安定していました。

しかし強制的に高負荷をかけるとブルースクリーンが再発しました。このため、作業後に一時的に安定したことだけで、症状が解消したとは判断できませんでした。



SSD温度の確認

フリーソフトのCrystalDiskInfoでは、元のSSDについて温度センサー1が最大102℃、センサー2が68℃と表示されました。ただし、これはソフトウェア上のセンサー表示であり、各センサーがSSDのどの部分を測定しているかまでは特定できていません。

別のSSDに交換して同じパソコンで確認したところ、こちらも負荷のかかる操作中に温度が上昇し、表示温度は69℃になりました。

サーモカメラでもSSD周辺、CPU、ヒートシンクの温度上昇を確認しました。SSD周辺には熱伝導シートやシールドが見当たりませんでしたが、内部を確認した範囲では、SSDとCPUの間に別の明確な熱源は確認できませんでした。


サーマル画像で、黒紫の機器の下部が黄〜白に高温表示され、左上に最大62.4℃の表示がある。

Windows Updateのように読み書きが増える操作では、SSDの温度が上がることがあります。一方、別のSSDでも温度上昇が見られたことから、元のSSDだけの問題とは断定できません。また、元のSSDで高い温度が表示された際にも、アップデート中は安定して動作し、その後に温度が下がりました。そのため、温度上昇とブルースクリーンの直接的な関係は確認できていません。



現時点での判断

SSDの発熱は確認できましたが、それがブルースクリーンの原因かどうかは特定できていません。MEMORY_MANAGEMENT(0x1A)や0xC000021Aの停止コードだけでは、SSDやメモリなど、特定の部品を故障箇所と断定できません。

原因を絞り込むには、再発時のログ確認や、部品を入れ替えた追加検証などが必要です。

今回は現状の通常動作が安定しているため、追加調査はいったん中断し、通常の使用で経過を見ることにしました。



まとめ

今回の調査では、CPUのグリス塗り直しや清掃、メモリの取り付け確認、ドライバー更新を行いました。SSD温度の上昇も確認しましたが、高温だけでブルースクリーンが発生したとは言えず、根本原因の特定には至っていません。

これ以上の調査には、さらに多くの時間とコストが発生しそうです。現在は安定して動作しているため、一旦経過観察としています。

再発した場合は、停止コードやログなどの情報をもとに、改めて原因を調査する予定です。


ファイブボックスでは、起動不良、稼働の不安定の際のご対応も行っています。原因不明の障害に対しても、できる限り対応を行いますので、お気軽にご相談ください。

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