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【修理実績】VAIO S15 | VAIOの更新エラーと「Microsoft Print to PDF」が表示されない問題を解決

11 時間前
読了時間: 4分

今回は、VAIO S15(VJS155シリーズ)のWindowsまわりの不具合について、調査と対応を行いました。 以前、Update後に起動しなくなったということでご相談いただきましたお客様です。


作業内容は、次の2点です。

  • Windows Updateで繰り返し失敗するドライバー更新への対応

  • Microsoft Print to PDFの入れ直し

同じパソコンで起きていた症状ですが、それぞれの状態を確認しながら作業を進めました。

白い背景に、画面が消えた黒いノートパソコンが開いて置かれている。VAIOロゴとキーボードが見える】【。


Windows Updateでドライバー更新が繰り返し失敗

まず確認したのは、Windows Updateでドライバーの更新が失敗する問題です。

再試行してもエラーが発生し、正常に完了しない状態が続いていました。

一方で、Windowsの品質更新プログラムはインストールできていました。そこで、Windows Update全体の問題なのか、特定のドライバー更新の問題なのかを切り分けました。

調査を進める中で、特に繰り返し提示されていたのが、Intelのネットワークドライバーです。

表示されていた更新名は、「Intel net Driver Update(24.40.0.4)」。エラーコードは、「0x80070002」でした。



更新に失敗しているバージョンが、すでに入っていた

デバイスマネージャーで無線LANの状態を確認すると、搭載されていた機器はIntel Wi-Fi 6E AX211 160MHzでした。

さらにドライバーのバージョンを確認したところ、すでに24.40.0.4が導入されていました。

つまり、Windows Updateがインストールしようとしていたものと、表示上は同じバージョンのドライバーが入っていたことになります。

ただし、バージョンが同じでも、配信パッケージや適用条件まで同じとは限りません。この時点では、更新が繰り返し提示される原因を断定することはできませんでした。



更新データを作り直しても、同じエラーに

更新用のデータに不整合がある可能性を考え、Windows Update関連のキャッシュを作り直しました。

関連サービスを停止し、次のフォルダーを名前変更して残したうえで、サービスを再開しました。

  • SoftwareDistribution

  • catroot2

その後、パソコンを再起動して更新を確認しましたが、Intelの更新は再び同じエラーで失敗しました。

この結果から、単に古いダウンロードデータが残っているだけでは説明しきれない状態だと考えました。



該当するIntel更新だけを非表示に

今回は、対象ドライバーと同じバージョンが導入されており、品質更新もインストールできていることを踏まえ、繰り返し失敗するIntelの更新を個別に非表示にする対応を行いました。

PowerShellで更新対象を確認し、「Intel net Driver Update(24.40.0.4)」だけを非表示に設定しました。

設定後は、該当更新の非表示状態が「True」になっていることを確認。Windows Updateの画面でも、繰り返していた更新エラーの表示が解消しました。

Windows Update全体を停止したわけではなく、対象となる更新だけを非表示にしています。

なお、この対応は更新エラーの原因そのものを修復したという意味ではありません。不要と思われる更新の繰り返しを止め、今後の状態を確認するための対応です。



Microsoft Print to PDFがプリンター一覧にない

もう一つの症状は、Microsoft Print to PDFがプリンター一覧に表示されないというものでした。

Excelの印刷画面で、RICOHプリンターの選択メニューが開き、1台はオフライン表示。オフィス内のノートPC画面。

Microsoft Print to PDFは、印刷操作から文書をPDFファイルとして保存するためのWindows標準機能です。

Windowsの機能を確認したところ、「Microsoft PDF 印刷」には、もともとチェックが入っていました。

機能は有効になっているものの、プリンター一覧には見当たらない状態です。



Microsoft PDF 印刷を入れ直し

こちらは、Windowsの機能からMicrosoft PDF 印刷を一度無効にし、改めて有効にする入れ直しを行いました。

Windowsの「機能の有効化または無効化」画面。.NET FrameworkやTelnet Clientなどのチェック項目が並び、OK/キャンセルボタンが見える。

単にチェックを入れるだけではなく、いったん機能を外してから再追加することで、PDF印刷機能の構成を作り直す対応です。



同じパソコンの不具合でも、原因を分けて確認

今回は、ドライバー更新の失敗と、PDF印刷機能が表示されない問題に対応しました。

複数の不具合があると、Windows全体に問題があるようにも見えます。しかし、今回の調査では、品質更新は成功しており、Intelのドライバーも対象と同じバージョンが導入されていました。

更新の失敗については、導入済みの状態とWindows Update側の適用判定が食い違っていた可能性があります。ただし、詳しい原因の確定には、さらにログなどを調べる必要があります。


ファイブボックスでは、パソコンの状態を確認しながら、不具合に応じた調査と対応を行っています。

「更新エラーが何度も出る」「いつも使っていた機能が見当たらない」といった症状も、お気軽にご相談ください。

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