【修理実績】MacBook Pro 15インチ A1398|膨張したバッテリーを交換修理
- 2 日前
- 読了時間: 3分
今回は、MacBook Pro 15インチ Retina(A1398 / Mid 2015)の修理をご依頼いただきました。
お預かりした時点では、
電源を入れるとログイン画面までは、たまに表示される
内蔵キーボードから文字を入力できない
トラックパッドも反応しない
起動途中やログイン画面付近で突然電源が落ちることがある
と、複数の症状が発生していました。

まずは外付けキーボードで動作確認
内蔵キーボードが反応しないため、USBキーボードを接続して確認します。
外付けキーボードでは入力できたため、macOSそのものが完全に動かなくなっているわけではなさそうです。
この世代のMacBook Proでは、トラックパッド周辺のケーブル不良などによって、キーボードとトラックパッドが同時に使用できなくなるケースもあります。
そこで内部を確認することにしました。
底面カバーを開けてみると……
底面カバーを取り外したところ、すぐに異常が見つかりました。
バッテリーが大きく膨張しています。

複数あるバッテリーセルが大きく膨らみ、周囲の部品やケーブルを押している状態でした。
さらに、バッテリー付近からわずかに異臭も確認できたため、そのまま通電して使用するのは危険です。
MacBookのリチウムイオンバッテリーは、長期間使用することで内部にガスが発生し、写真のように膨張することがあります。
膨張した状態で使い続けると、
トラックパッドを下から押し上げる
内部ケーブルや部品を圧迫する
本体ケースが変形する
最悪の場合、バッテリーが発熱・発煙する
などの危険があります。
膨張したA1618バッテリーを取り外し
今回のMacBook Proは、
MacBook Pro 15インチ Retina Mid 2015型番:A1398バッテリー:A1618
を使用するモデルです。
まずバッテリーコネクターをロジックボードから切り離します。
このMacBookのバッテリーはネジだけで固定されているものではなく、強力な粘着材で本体に固定されています。
バッテリーを傷つけないよう慎重に粘着を剥がし、取り外しました。

新しいバッテリーへ交換
交換用として、A1398 Mid 2015対応のA1618互換バッテリーを用意しました。
仕様は、
11.36V / 99.5Wh / 8755mAh
のタイプです。
古い粘着材を清掃し、内部のケーブルやトラックパッド周辺に異常がないことを確認してから、新しいバッテリーを取り付けます。
これで改めて立ち上げたところ、起動自体は問題なくするのですが、相変わらずトラックパッド、キーボードが利かないようです。
そこでトラックパッド、キーボードからつながるケーブルも、バッテリーの膨張に伴って、変形していたようです。
ここは丁寧に形を整えて、再度接続し立ち上げなおしたところ、問題なくタッチパッドとキーボードが使えるようになりました。
修理完了
今回は、MacBook Proの動作不良を調査したところ、内部でバッテリーが著しく膨張していることが判明しました。
膨張したバッテリーを取り外し、新しいA1618バッテリーへ交換。
取り付け時のコネクター接触も調整し、バッテリーのみで正常に動作することを確認して修理完了です。
MacBookは見た目に異常がなくても、内部でバッテリーが大きく膨らんでいることがあります。
「トラックパッドが押しにくい」「本体の底面が浮いてきた」「突然電源が落ちる」といっえた症状がある場合は、バッテリー膨張が関係している可能性があります。
無理に使い続けず、早めの点検をおすすめします。
ファイブボックスでは、Windowsだけではなく、MacBookの修理、バッテリー交換、液晶交換なども承っております。





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