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【修理実績】Dell Inspiron 3581 電源が入らない症状をマザーボード交換で完全復旧

  • 9 時間前
  • 読了時間: 2分

今回は、Dell Inspiron 3581 の電源が入らない症状でお預かりした修理事例です。


Dell Inspiron 3581

ACアダプター単体では正常に電圧が出ていましたが、本体へ接続すると電圧が0V近くまで落ちる状態でした。


症状と診断

まずDCジャック・電源ケーブルを新品へ交換しましたが症状は改善せず。

さらに、

  • ACアダプター単体では約19~20V

  • 本体へ接続すると保護回路が働くように0Vまで低下

  • バッテリーを外しても症状は同じ

  • DCジャック交換後も改善なし

という結果から、マザーボード側の電源回路故障と判断しました。


マザーボード交換

元の基板は、EDI72 / LA-G714P でした。

交換用マザーボードを取り寄せ、基板を交換。

機種も古く、新品での流通が確認できないため、中古品としての購入です。

交換後は正常に電源が入り、BIOS画面およびWindowsの起動を確認できました。

SSD・HDD・メモリも正常に認識され、キーボード・タッチパッドなどの動作も確認できました。

交換前のパソコン内部と取り寄せたマザーボード

交換基板について

今回届いた交換基板は、EDI54 / LA-G712P で、元の3581用基板とは異なる系列でした。

物理的には使用可能でしたが、BIOS上ではInspiron 3580系として認識される基板だったため、System Identityを Inspiron 3580 として設定しました。

その後、Windowsは正常に起動するようになりました。

なお、Service Tagが交換基板へ登録されていないため、起動時にService Tag未登録の警告が表示される状態です。


Service Tag未登録の警告画面

Enterキー でこの画面はスキップできますが、立ち上げに1ステップ入ってしまいます。

改善するためには Dell のサービスサポートにアクセスし、Service Tag をセットアップする必要がありますが、正規外で取り寄せたマザーボードに対しては未対応。

一旦これで、お客様にはご了承いただきました。


修理結果

電源がまったく入らなかった状態から、

電源投入・Windows起動・SSD/HDD認識・キーボード・タッチパッド動作まで復旧しました。

起動が確認できたノートパソコン

今回の故障原因は、マザーボード側の電源回路不良と判断しています。

マザーボード交換では、同じシリーズ名で販売されていても基板型番やBIOSの対応機種が異なる場合があります。

交換時には、基板型番・CPU世代・System Identityまで確認することが重要です。

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