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【修理実績】Diginnos GALLERIA QSF960HE|角度によって画面が消える症状を調査・液晶ケーブル不良を特定

  • 5 時間前
  • 読了時間: 3分

今回は、Diginnos GALLERIA QSF960HEの液晶表示不良について修理のご相談をいただきました。

症状は、液晶画面自体は表示されるものの、ディスプレイの角度を変えると突然画面が消れてしまうというものです。

角度を戻すと再び表示されることもあり、完全に液晶が故障して映らないという状態ではありません。

こうした症状の場合、液晶パネルだけでなく、液晶とマザーボードを接続しているケーブルなども含めて原因を切り分けていく必要があります。



液晶パネルを取り外して調査

まず液晶部分を分解し、パネルや接続部分を確認しました。

ノートパソコンでは、本体と液晶パネルの間を細い液晶ケーブルが通っています。

このケーブルはヒンジ付近を通っているため、パソコンを開閉するたびに少しずつ曲げ伸ばしされます。

そのため長期間使用していると、外見上は問題がなくても内部で断線しかけていたり、特定の角度で接触不良を起こしたりすることがあります。

今回も「液晶の角度によって症状が変化する」という点から、液晶ケーブルについても詳しく確認することにしました。



別の液晶パネルでも同じ症状を確認

液晶パネルそのものが原因なのかを判断するため、別の正常な液晶パネルを接続して動作確認を行いました。

しかし、液晶パネルを変更しても同じように表示が途切れる症状が発生しました。

これにより、元の液晶パネルそのものが原因である可能性はかなり低くなります。

さらに液晶ケーブルを固定した状態で、ヒンジ付近のケーブルを上下に少し動かしてみると、ある位置では正常に表示され、位置を変えると画面が消えるという症状を再現することができました。

丸の部分を押すと画面が消えたりついたり
丸の部分を押すと画面が消えたりついたり

別の液晶パネルでも同じ症状が発生し、さらにケーブルを動かすことで症状が再現することから、今回は液晶ケーブルの劣化または内部断線が原因と判断しました。



液晶ケーブルを取り外して部品を特定

交換部品を確認するため、本体をさらに分解して液晶ケーブルを取り外しました。

今回使用されていたケーブルは、MS16GJ EDP CABLEK1N-3040045-V03

というeDP液晶ケーブルでした。

古い機種ということもあり、交換用ケーブルは国内ではなかなか見つからず、海外の部品販売サイトなども含めて調査。

同じ部品番号または互換性のある液晶ケーブルを探し、手配しました。



「画面が映らない=液晶交換」とは限りません

今回のような症状では、最初に液晶パネルの故障を疑いたくなります。

しかし実際には、

  • 液晶パネル

  • 液晶ケーブル

  • コネクタ

  • マザーボード

など、複数の箇所が原因になる可能性があります。

特に今回のような「画面の角度によって映ったり消えたりする」症状では、ヒンジ付近を通っている液晶ケーブルは重要な確認ポイントです。


今回は、このケーブルを交換することで、問題なくどの角度でも液晶が映るように改善されました。



ファイブボックスでは、可能な範囲で交換前に動作確認や部品の切り分けを行い、故障箇所をできるだけ特定してから修理方法をご提案しています。


今回は液晶ケーブル不良まで特定できましたので、交換部品が準備でき次第、ケーブル交換を行って最終的な動作確認を進める予定です。

液晶の角度によって画面が消える、表示が乱れる、線が入るなどの症状でお困りの場合も、ファイブボックスまでお気軽にご相談ください。

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