Unityで ZEPETO キャラクターの表情アニメーションを作る方法
- FiveBox
- 1月23日
- 読了時間: 3分
更新日:6月19日
久しぶりの「ZEPETO」の活用についての記事になります。今回は表情の変化アニメーションを作る方法についてのご紹介になります。
Unityで ZEPETO のアプリを開発するには、指定されたバージョンを使用します。
2025年1月段階で使用できるのは以下のバージョンのようです。
2022.3.34f1(ZEPETOワールド開発)
2020.3.9f
今回は3Dモデルの表情の変化やモーションも作成なので、現段階で推奨されている2020.3.9f を使用して紹介していきます。
事前準備
事前に以下のサイトからサンプルシーンを取得します。
取得するファイルはZipファイルです。ダウンロード後、任意の場所に展開します。
保存したフォルダを任意の名前でReName(Unityで開く際、プロジェクト名になります)

UnityHubを立ち上げ、プロジェクト上段の「追加」⇒「ディスクから加える」を選択し、展開したフォルダを選択します。


追加したプロジェクトを立ち上げます。Assetフォルダ内に含まれる「Playground」シーンをダブルクリック、対象のシーンを立ち上げます。
プレイボタンを押すと、以下のような状態になっていると思います。

まずは、ご自身のアバターが表示されるように設定します。
一旦プレイを停止、以下の方法でアバターを指定します。
・Hierarchyで LOADERを選択、Inspectorで Zepet Character Custom Loader(Script) のZepet ID プロパティに任意のIDを指定
※ このIDの指定には、認証、パスワード等の設定がないので、自分以外のIDも指定できるようです。

今回の課題では、Animationの機能を使用するので、Animationビューを表示しておきます。上部メニューの「Window」⇒「Animation」⇒「Animation」、またはControlキー+6 でAnimatinnを表示

さらに作業しやすいようにレイアウトも変えてみました。

作成したレイアウトは再利用できるように保存しておきましょう。右上の「Layout」から「Save Layout」を選択し、任意の名前で保存します。
呼び出すときは、作成したレイアウト名をクリックするだけです。

表情変化のアニメーション
アニメーションの作成方法はいろいろあるようですが、今回は比較的扱いやすい方法でご説明します。
事前にAssetフォルダ内にAnimationClipを保存するための任意の名前でフォルダを作成します。サンプルでは「Animation」というフォルダを作成しました。

Hierarchyで「LOADER」配下の「Zepeto Context」を選択、Animation で「dynamic」というアニメーションクリップが初期設定で指定されているのがわかると思います。この「dynamic」はただのT字型のポーズをとった状態です。
「dynamic」または右側の▼を右クリック、「Create New Clip」で新しい AnimatorClipを作成します。Assets内に作成済みの「Animation 」フォルダを指定して任意の名前で保存します。サンプルでは「Face」という名前にしておきました。

※この先の記事は限定公開となります。公開限定記事をご希望の方は、問い合わせフォームよりお問い合わせください。
ファイブボックスでは、スクラッチやUnityの個別指導のオンラインレッスンを行っています。
Comments