【修理実績】Dell Inspiron 15 3530 | 液晶が割れたノートパソコン、画面を外して再活用
今回は、液晶が割れたDell Inspiron 15 3530の画面側を取り外した事例をご紹介します。
液晶破損のご相談ではパネル交換を行うことが多いのですが、今回はお客様から少し違ったご希望がありました。

外部ディスプレイを購入したので、壊れた画面を外したい
お客様は、割れてしまった液晶の代わりに使う外部ディスプレイを、すでに購入されていました。
そこでいただいたのが「外部ディスプレイで使うので、邪魔になっている本体の画面を外してほしい」というご依頼です。
ノートパソコンの画面が手前にあると、外部ディスプレイの置き場所や高さによっては視界を遮ってしまいます。
今回はお客様のご希望に合わせて、液晶パネルを交換するのではなく、上蓋を含めた画面側の撤去を行いました。
画面側には、液晶以外の部品もあります
画面側を取り外すときは、液晶だけでなく、そこに組み込まれている部品にも注意が必要です。
この機種の画面側には、内蔵カメラやWi-Fiアンテナなどもあります。そのため、上蓋の撤去は無線通信やカメラの利用にも影響します。
こうした点を事前にお客様へ説明し、ご了解をいただいたうえで作業を進めました。
画面側へ伸びていたWi-Fi関連のケーブルは、本体内部に収めています。ただし、ケーブルを収めることと、元のアンテナ配置と同じ通信性能を保つことは別です。無線通信については、使用する場所での確認が必要になります。
画面を取り外し、本体部分だけの形に
作業後は、キーボードとタッチパッドのある本体部分だけになりました。
外部ディスプレイを接続することで、本体のキーボードやタッチパッドを使いながら操作する形です。
画面側がなくなったことで、外部ディスプレイの前にも置きやすくなりました。見た目は少し珍しいですが、お客様の使い方に合わせた形になっています。

作業後に見られた、白とオレンジのLED点滅
画面の撤去後、電源コネクター付近のLEDが、白色とオレンジ色で繰り返し点滅していました。
確認した点滅回数は、オレンジ色が2回、白色が7回です。
Dellの診断資料では、この「2・7」の組み合わせは液晶関連のエラーを示します。また、ディスプレイケーブルの接続不良でも表示される場合があります。
今回は意図的に内蔵液晶を取り外しているため、その未接続状態を検出している可能性が高いと考えられます。
実際に、外部ディスプレイにはWindowsの画面が表示されていました。 この点滅についても、画面撤去後の状態としてお客様へ説明しています。
液晶が割れても、使い方に合わせて活用できる場合があります
ノートパソコンの液晶が割れてしまっても、本体が動作していれば、外部ディスプレイを使って活用できる場合があります。
持ち運んで使いたい場合は液晶交換が適していますが、決まった場所で使うなら、今回のような方法も選択肢の一つです。
ただし、画面側の撤去に伴う影響は機種によって異なります。無線アンテナの配置や電源コネクターの固定構造なども確認する必要があり、どのパソコンでも同じように対応できるわけではありません。
ファイブボックスでは、故障した部品の修理だけでなく、「これからどう使いたいか」も伺いながら対応方法をご提案しています。
液晶破損や外部ディスプレイでの利用についてお困りの際は、お気軽にご相談ください。





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