【修理実績】ACEMAGIC | ヒンジ部分が崩壊!上半身下半身分断のパソコン、ヒンジ固定部分を補修しました
今回は、ACEMAGIC(エースマジック)のノートパソコンで、画面側のヒンジ固定部分が剥がれてしまった修理事例をご紹介します。
画面の表示には問題がありませんが、ヒンジ周辺が浮いてしまい、液晶部分とキーボード部分が完全に分断され、正常に閉じられない状態でした。

液晶は映るのに、画面がうまく閉じられない
ヒンジとは、ノートパソコンの画面と本体をつなぐ、開閉の軸になる部品です。
今回は、このヒンジ周辺で画面のフチにある「ベゼル」が浮き、一部にはひびも入っていました。
こうした状態では、浮いたベゼルを押し込んでも、開閉すると再び外れてしまうことがあります。まずは画面側を分解し、内部の固定部分を確認しました。
原因は、画面側の固定金具の剥がれ
内部を確認すると、ヒンジから伸びる長い金属板が、画面側の背面カバーから剥がれています。
この金属板は、ヒンジにかかる力を画面側のケースで支えるための部分です。ここが外れると、画面を動かしたときに金具が持ち上がり、ベゼルを内側から押し広げてしまいます。
今回確認した範囲では、金属板と背面カバーが接着で固定されていたとみられ、その接合部分が剥がれている状態でした。
液晶パネルの表示不良ではなく、画面を支える構造部分の不具合です。

2液性エポキシで固定部分を補修
今回は、剥がれた固定金具を接着し直す方法で補修しました。
使用したのは、J-B Weldの2液性エポキシ接着剤です。2種類の材料を混ぜ合わせ、時間をかけて硬化させるタイプの接着剤です。
補修で大切なのは、表面のベゼルだけを貼り付けるのではなく、開閉の力を受ける金属板と背面カバーの接合部分を固定することです。
金具の位置がずれると、組み戻したときの収まりにも影響します。元の位置関係を確認しながら、接合部分を補修しました。

ベゼルも収まり、外観が整いました
補修後に組み戻すと、浮いていたヒンジ周辺とベゼルが収まり、外観はかなりきれいな状態になりました。
ただし、見た目が整った段階と、接着剤が十分に硬化した段階は別です。
接着直後に開閉すると、補修部分に力がかかって位置がずれたり、再び剥がれたりする可能性があります。ここで焦らず、使用した接着剤の指定時間に従って硬化を待ちます。
仕上げとして、完全硬化後に次の点を確認します。
ゆっくり開閉しても、固定部分やベゼルが浮かないか
画面が無理なく閉じられるか
液晶表示に異常がないか

ヒンジ周辺の浮きは、早めにご相談ください
ノートパソコンのヒンジ周辺には、開閉のたびに力がかかります。
「画面のフチが浮いてきた」「開閉すると隙間が広がる」「画面が閉じにくい」といった症状がある場合は、内部の固定部分が外れている可能性があります。
そのまま無理に開閉を続けると、ケースだけでなく、液晶パネルや配線にも負担がかかります。
破損の状態によって、接着補修で対応できる場合もあれば、ケースやヒンジの交換が必要な場合もあります。
ファイブボックスでは、状態を確認したうえで修理方法をご案内しています。パソコンの開閉や画面周辺の不具合も、お気軽にご相談ください。





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