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大学入試センター発表の出題科目に「情報」を追加 に対する後続情報

3週間ほど前のニュースになりますが、大学入試センターは2025年度からの大学入学共通テストの出題教科にプログラミングを含む「情報」を追加するという方向性を示しましたね?(本記事後半に詳細を掲載しています)まだ検討案の段階の様で、各関係者の意見を収集しているようですが、大きな方向性は変わらないでしょうね?

これに対し、東京都高等学校情報教育研究会は次の2つの要望を提出したようです。

  1. 教科「情報」の試験実施にあたっては,文理の別を問わず基幹教科として全員が受験できるよう配慮するとともに,新学習指導要領に沿った内容の出題としてください。

  2. 各大学における教科「情報」の入試教科採用を,より一層促すような作問としてください。

言葉だけを見ると、この動きを後押しするようなご意見の様で。一方詳細では出題が「プログラミング」に偏ることを懸念する部分もうかがえました。


2025年度からというと5年後の入試、今の中学1年生の大学入試ということですかね?いずれにしても、今後ますます「プログラミング」をはじめとする情報の科目に対する重要性が増してくると思います。

 

2020年10月28日 大学ジャーナルONLINE 記事より抜粋

大学入試センターは2025年度からの大学入学共通テストの出題教科再編で、検討案を打ち出し、大学や高校関係者から意見を聞いていることを明らかにした。新聞やテレビが2025年度から教科に「情報」を追加する検討案がまとまったと一斉に報じたのを受けたもので、2020年度中に一定の方向性を出したい考え。

 大学入試センターによると、現時点で2025年度からの出題教科について詳細な公式情報を出していないが、幅広い専門家との協議などを経て途中段階として検討案を出したことを明らかにした。現在、この内容を大学や高校関係者に提供し、意見を聞いており、寄せられた意見を基にして必要な修正をする方針。  大学入学共通テスト各大学の個別入試との関係、記述式問題の導入、英語4技能の評価については、文部科学省の有識者会議の検討結果を踏まえ、修正するとしている。  2025年度からの出題教科に関しては、マスコミ各社が新たにプログラミングや情報ネットワークについて学ぶ「情報」を国語や数学と並ぶ教科に据える検討案がまとまったと報じた。現在の6教科30科目を7教科21科目に再編するとした内容で、外国語の英語はスピーキングやライティングの試験形態を導入せず、引き続きリーディングとリスニングでの試験実施の方向としている。

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